2食目 ≪お弁当のスキ間をうめる あと1品!≫

そのまえに・・・
新ページの〜食のおはなし〜、早くもいろんな声が届いています。
実は、このページをUpする直前『柏原小学校の(ふれあいまつり)で、かしはら幼稚園特製カレーを作りたいのでレシピを教えてください』という申し出がありました。丁度、Testページができあがった直後だったので、このレシピを印刷してお渡ししました。
300食完売だったそうです。(お役にたててよかったです。)

分量が多すぎて・・・という声がありましたが、
お家で使うルーの箱に書いてあるものと同じでいいですよ。
鳥ガラも店頭で売っている1パックで十分です。
あとは、ルーの量を味見しながら調整してください。

さて今回は「何かリクエストは?」と伺ったところ「お弁当のおかず!」 という声が断然多く聞こえてきました。 「あと1品どーしよー」「この隙間を何とかしたい!」と弁当箱を見つめながら悩む皆さん、 同じおかずをたくさん詰め込んでしまわない所が親心・母心ですね。
そこでその隙間をうめてくれそうなカンタン・レシピを3品ご紹介します。
どこの家にも冷蔵庫に入ってそうな食材を選んでみたので是非、作ってみて下さいね。
(どれも5分あればできますよ)

海苔のつくだ煮 レシピ
手巻きずしの残りでしけったのり
冷蔵庫を占領している かさばる板のりは、ありませんか?

キュウリをあえてみました。
(材料)
 
・板のりなど
・・・
1枚
・酒
・・・
50cc
・しょうゆ
・・・
少々
(作り方)
@ 小さめの鍋にお酒を入れて火にかけてアルコールをとばす
A 鍋に板のりを適当にちぎって入れる
B のりがふやけたところで香りづけ程度にしょうゆを少々、さっとかける
できあがりは瓶詰めで売ってる岩のりのようなものです。
野菜をあえてもおいしいですよ!
 
ちょいメモ
子供を強くする食材第3位ののりは、ビタミン・ミネラルが
豊富で感染症から子供を守り、体の抵抗力をつけてくれるそうです。
(ちなみに1位はレバー 2位はちりめんじゃこ

しいたけグラタン レシピ

七味をかけると大人用
酒の肴に・・・
(材料)
 
・生しいたけ
(どんこがよい)
・・・
1〜2コ
・マヨネーズ
・・・
大さじ1〜2
(作り方)
@ しいたけの石づきを取りラップで包みレンジで
1〜2分 (焼き時間短縮の為)
A しいたけの傘の中にマヨネーズを詰め
オーブントースターで焼く(1〜2分)
マヨネーズにコゲ目がついたら出来上がり!
しいたけの生焼けはよくないので大きさに応じてレンジの時間を調節して下さい。マヨネーズは火を入れすぎると油と分離してしまうので軽くコゲ目がついたらすぐにオーブンから取り出して下さい。アルミカップに入れたまま焼くとそのままお弁当箱にポン!
時間があるときは玉ねぎや人参のみじん切りをマヨネーズにまぜたり、マヨネーズの上にチーズやパン粉をのせると一層おいしくなりますよ。

なんでもピカタ レシピ
冷蔵庫にほんの少しだけ余った使い道にこまった食材を
パパッとおかずに大変身!

わかりづらいですが、
左から刺身の残り切身、中央前 人参、中央後 ブロッコリー、右 レバー


(材料)
 
・卵
・・・
1コ
・具材
・・・
2〜3コ

具材は、何でもよい
【参考】
豚肉・レバー・刺身・温野菜・えび・ちくわ など
(作り方)
@ 余りの食材にかるく味をつける
(好みで塩・しょうゆ・焼肉のたれなど)
A とき卵に具を入れてフライパンで焼く
B 適当に切り分ける
本来ピカタは、とき卵に具材をつけて焼くのですが残った卵がもったいないので全部フライパンに流し入れます。少々分厚いピカタになりますが、そこはご愛嬌!ケチャップをちょっとつけてもおいしいですよ。とき卵にパセリのみじん切りをまぜると黄色とみどりが素敵です。  

「もう1品!」と思ってからでも あっという間にできてしまうおかずたちです。
『食べものを粗末にせず使いきる』は物が豊かすぎる現代の私たちが心掛けたいことですね。
先代の理事長は「腹一杯 食え」が口ぐせでした。
戦争を体験した人だからこその思いだったのでしょうね。
食材を無駄なく使い切った時は、「私って えらい!」と自分を自分で褒めてあげることにしています。
(大根3本100円、安い!とつい買ってしまったけれど使い切るのって結構大変ですものね。 野菜たちも喜んでくれるでしょうね。)