7食目  ≪梅の効能(ちから)≫

   今年は日照不足で野菜が高騰すると言われています。
(たしかに年長児が植えた夏野菜の育ちが悪い・・・)
  しかし、昨年植えた玉ねぎはなかなかの出来でしたよ。
みんなで育て、収穫した玉ねぎとじゃがいもは6月9日の誕生会で食べるカレーに使います。
きっといつも以上においしいカレーになるでしょうね。
 
 

 
 

 野菜は高騰するようですが、今年は梅のなりが良いようです。
最近、八百屋さんやスーパーの店頭で袋いっぱいの梅の実をみかけますね。値段も例年より少し安価な気がします。
 さて、今回は「手がかかりそうで面倒だ!」と思われがちな梅のいろいろなつけ方を、とってもカンタンな方法で紹介します。
元気に夏を乗り切る為の『梅のちから』ちゃちゃっと作ってパワーUp!

 
 

ちょいメモ
 梅の原産地はアジアの東部。中国では2100年以上昔から、すでに梅を生活に役立てていたようです。 日本にも古くから梅の木があり、薬用や花木として利用されていました。梅干しが登場するのは平安時代。 梅干しは戦国時代に兵糧にも加えられ、また戦場を駆けめぐる将兵たちの貴重な薬でもあったようです。

カンタン梅酒のつけ方 ★

一日でこんな感じ。
3ヶ月後から飲めますよ。
 (用意するもの)
青梅 1キロ
氷砂糖 800g〜1kg(甘めに漬かります)
ホワイトリカー 1.8g(35度)
びん (4g以上のもの)
アイスピック(ヘタとり用)
※つまようじ や 竹串でも良い
 (作り方)
@ 青梅を水でよく洗い1つ1つヘタをとり一晩水につける(4〜5時間でもOK)
A 青梅をザルにあげ、水をよく切ってそのまま冷蔵庫で一晩寝かせる
本には「1つ1つ丁寧にふく」と書いてありますが冷蔵庫は水分をとばしてくれるので一晩で梅の表面は乾きます。(ラクチンです)
B よく洗い乾いたびんに青梅氷砂糖ホワイトリカーの順に入れ、
ふたをして出来上がり!
意外とかんたんでしょ?ポイントはびんに水気を残さないこと!
(カビの原因になります)私は梅を食べないのでヘタをとる以外の処理はしませんが、プクプクの梅を食べたければ針で数ヶ所梅に穴をあけて下さい。すると一度梅のエキスが外に出てできた梅酒がまた梅の実に戻りプクプクの梅になります。
(何もしなければシワシワの梅になってしまいます)
こどもに使うには?
お酒は20歳になってから!でも日本酒を料理に使うように梅酒もいろいろ使えるんですよ。例えば いつもの魚や鶏の煮物に梅酒や梅酒に漬かった梅の実を入れるだけでやわらかく香り良い料理に仕上がったり、フルーツポンチに少量梅酒をたらすと一層さわやかな香りになります。是非おためし下さい。

カンタン梅酢みそのつけ方 ★

あじとワカメ・オクラの梅酢みそあえ
 (用意するもの)
青梅 1s
基本は
青梅
上白糖
みそ
上白糖 1s
みそ 1s
(種類は何でもOK)
3s以上入る容器  
 (作り方)
@ 梅酒のときと同じ様に、青梅を洗い、水につけた後、冷蔵庫で乾かす
(前出の☆カンタン梅酒のつけ方☆参照)
A 容器にみそと上白糖を入れよくまぜる
B よくまざったみそと上白糖の中に青梅を埋め込む
C フタをして容器ごと冷蔵庫の片隅に保存する
1ヶ月程で出来あがり!
梅の実はとり出して捨て、出来た梅酢みそは他の使いやすい容器に
分けて冷蔵庫で保存する。
(梅酢みそはすぐ分離するので使うたびにまぜて下さい) 賞味期限2年
 

どんなとき使うの?
酢みそのようにワカメ・きゅうり・イカ・かまぼこなど何にでも
ジャンジャンかけて下さい。酢みそのようにツンとしておらず
甘味と梅のほのかな香りが、素敵です

青梅の作業が終わったら、次は梅干し作り
梅干しに使う梅の実は熟したものを使います。青梅の時と違い桃のようなとってもおいしそうな香りがするんですよ。 (でも食べたらまずい!) 今年は年長児が梅干しを漬ける予定です。
いずれ皆様にもHPで御報告します。おたのしみに。(^o^)